なんと父と母が己書に興味を持ってくれて、
実家で初幸座を開きました。
私の初めての生徒さんです。
私もちょっぴり緊張しながら、
師匠の教えを思い返しつつ幸座を進めました。
習字を長いこと習っていた母は、
なかなか思うように書けない!
とチャリ〜〜ン言葉を連発!
(己書では、「難しい」
「できない」「書けない」を
チャリ〜〜ン言葉といいます。)
ぐるぐるでも円相でもなかなか苦戦。
でも、ハガキに仕上げると
「次はもっとよく書けそう」と欲が出てきた感じ。
ぐるぐるも、円相もすごく個性が出た母でした。
娘の私も知らない一面で
「おっ、そう来るんだ〜〜!!」
と意外な気持ちで見ていました。
己が出ちゃうんだなぁ。素晴らしいです。
いつか般若心教を書いてみたいと夢を語っていた父は、
きっちり紙いっぱいに
整然とぐるぐるを書いたと思ったら、
筆ペン使い慣れていないはずなのに、
気持ちよく熱心に取り組み
完成して落款を入れると、
「うん〜〜、アートだな〜」とご満悦。
「今度はいつだ?」
と予定を聞くくらい夢中になってくれました。
「字を書くのが久しぶりで楽しい」と言ってくれました。
喜んでくれた二人の笑顔が嬉しくて、
また次も楽しもうねと締めました〜〜。
私の方が、
気づかせてもらうことがたくさんありました。
ありがとうね。
お父さん、お母さん。