己書体験幸座 in綾南地区センター

ご恩だ己書道場
ご恩だ己書道場己書幸座振り返りblog

春の陽気を思わせるような暖かい土曜日
知り合いから依頼されて
綾南地区センターで初めての
己書の体験幸座を行いました。

Untitled-design-51-1 己書体験幸座 in綾南地区センター

もしかしたら、30人くらいくるかも・・。
というお話を聞き、
なんと!と
慌てて色々準備をし、
ご近所で新しく幸座を始めた、
「きぬっち姐さん」こと、
鈴木紀温子師範が
お手伝いに来てくださり、
てんやわんやでしたが、
なんとか形になりました〜。

普通の体験幸座では、
薄墨や太字の筆ペンを
実際に使ってもらって行うのですが、
それだけの人数分の
貸出用筆ペンを用意することができず、
やむを得ず
100匀の絵筆に、使い捨てトレー、墨汁、
テーブルクロスの代わりに新聞紙、
を用意しました。

それでも描いてもらうことが
やはり目的なので、
今回は円相は練習するのを諦め、
平仮名練習用に円相を描いたものを
人数分用意して平仮名の練習、
本番用のハガキにも
円相を予め描いたものを配布して
「ありがとう」を描いてもらいました。

「筆なんて久しぶりに持った」とか、
「センスがないからなぁ」とか、
「字が下手だから恥ずかしいわ〜」とか、
出てくる、出てくる
もう「チャリーン言葉」のオンパレードです。

ふふ。
もちろんいつもの通り、
「チャリーン言葉は罰金ですよ〜〜」と
声をかけるとあちこちから笑い声も。
出来上がったものに、
お名前と己印をつけ、
「ほら、ちょっと素敵な作品でしょう?」と
持ってみてもらうと、
「おぉ〜、なるほど〜」と感嘆の声も。
お互いに見せっこして笑ってる姿を見て、
こちらも思わず笑顔になります。

そして今回は、
お一人、お一人にささやかなお土産用にと
ハガキに好きな言葉を描いてあげました。
中には、
「主人の名前を書いてくださる?」とか
「いつまでも健康でいたいから、
 『健康』で!」とか
「風邪で休んでる友達の名前を描いて」とか。
私の描いた言葉が、
誰かの目標になったり、
友達の心を癒すものになったり、
愛溢れるプレゼントになるなんて、
考えただけでも本当に嬉しいですね。
私の方こそ
たくさんのパワーをいただいた幸座でした。
本当にありがとうございました。

私の住んでる綾西での五社幸座に
来てくださいと
車で20分の距離の、ここ綾南の方には
少し言いづらかったので
ご近所で
きぬっち姐さんが幸座を始めたと聞き、
声を掛けたら
「喜んでお手伝いするわ!」と
二つ返事で
駆けつけてくださったのも嬉しかった〜〜。
姐さんがいなかったら、
あの人数を捌けなかったです。
本当にありがとうございました。

でもほんとに、いい学びになった体験でした。
何より参加された皆さん笑顔で、
「楽しかった〜」
「次はいつやるの?」とお声をかけていただき、
姐さんと二人で
『11月に年賀状幸座をやろう!』
ということになりました〜。

ふふ。
さあて、今度はどんなチャレンジになるかなぁ。
そういう企画を考えるのも楽しいですね。
よ〜し、頑張るぞ!
Untitled-design-50 己書体験幸座 in綾南地区センター